― 校舎 ―[意識に響く声から情報を集めつつ、一先ずゆっくりと歩き出す] さて、何やら気配は感じる、か。 一人ここにいるという話だが……さて。[呟きながら、意識を凝らす。すい、と差し伸べる手に舞い落ちるのは月白色の羽が数枚] ……影よ伝えよ、この地に在りし者在り処を。[紡ぐ言の葉に応じて羽毛がふわり、飛び立っていく。それは建物の中にさす影に干渉し、中の様子を伝えて来る、が]