人狼物語−薔薇の下国

497 堕天の服従試験


従属の天使 エレオノーレ

[ 人間の生娘そのもの。と、
 挑発するような言葉に>>40
 相手の胸元へ当てた指先を一際強く立てる。

 穢され、天使とすら言えなくなった今
 人の娘に準えられるのはまだ、耐えられる
 けれど、この姿に馴れたと言われれば―――]

 ―――っ、馴れるわけないでしょう?
 でも、レトは……

[ 自身の知る彼は、闇色の翼をもっていても
 紛れもなく、神に仕える仲間であった。

 けれど今、視線の先にいる彼は
 姿形ばかりではなく、心もまた
 私の知るものとは違うように思う。

 それが馴れたということなのか
 穿つように相手の双眸を覗き込もうとして

 ちょうどその瞬間に見えた
 みたくもない幻影>>1に、瞳が揺れる]

(57) 2018/03/21(Wed) 03:02:59

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