― 『世界軸』中層・広間 ―
[広間に集まり、神子の言葉を聞いて。
>>5口火を切った男性から始まった自己紹介に乗っかる態で自分も皆に挨拶をする。
料理人や>>12技術屋など、聞こえてくる挨拶は種族も立場も皆異なるもの。
自分が持っているのは氷らせたり雪を降らせたり位の能力だけだから、あえて言うべきも無く。
何か無いかと重ねて問われれば、>>14キアラと同じ様な返答になるか。
とはいえ、一人の青年を見止めた瞬間、会話どころでは無くなっただろう]
…ぁ…
[自分を見る目が、明らかに見知らぬ者を映すそれで。
やっぱり解ってもらえなかった、という落胆が胸を占めたのは、それ程長くは無かった。
それは、青年の様子があまりに普通だったから]