……お金持ち特有の奴だ。[というのはよくわからない唐突な出口のことである。一個でいいじゃん出入り口とか、無駄に口をとがらせてみると、その先に佇まい良く映る女性が二人](お屋敷の人かな……)[別に何か悪いことをしているわけではないけども、なんだか後ろめたい気持ちになって、物陰に隠れようとする。もっとも、扉を開いた時点で物音がしているので時すでに遅しかもしれないけれど]