――ああん?[ちょっとした街とはいえ、男の足なら数分と経たずに突っ切ることが出来る。 それ故に気付いてしまった――スラム街の外縁へ、いつまで経っても辿り着けないことに] どうなってんだ、こりゃ。[幸い、どこかの宗教組織に属するらしい兵士は撒けたようだ。 一旦足を止め、周囲を見回してみた*]