人狼物語−薔薇の下国

469 グラムワーグ・サーガ3 〜反撃の嚆矢〜


魔将 シメオン

これは──…

[く。と、唇の端が持ち上がった。
笑みを浮かべて足を踏み出す、その刹那に僅かな光を散らして魔将の姿はその場より消え失せる。程なく現れるのは魔王の御前、恭しく垂れた頭の上のフードは取り払われてある。]

美酒には添え物が必要でしょう。
いかがか?

[差し伸べた指の先、芳香放つ果実が魔王のグラスの傍に現れた。
宝石のようなそれらは、口に含めば甘やかに美酒を引き立てる。]

(57) 2017/01/28(Sat) 00:25:34

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