[ティレル近くの洞穴に数匹のコボルトが住み着いたとわかったのは、つい先日だった。すぐにホートン砦へ知らせが行き、数日後には騎士が派遣されてくることになっていたが、青年はそれを待たずに退治するべきだと主張したのだ。] 俺たちの村を俺たちが守らなくてどうすんだよ! 家畜だって、いつ襲われるかわかんないんだぞ! いいよ!俺がやってやるよ![村の集会所で主張したあと、大人たちが止めるのも聞かずに飛び出していく。]