― 都市中心部 ―[確かな手応えを感じた直後、再び頭を上にして制動しつつ。 地へ落ちる天色>>48を、花緑青を広げ追い掛ける。 片膝つく彼>>49の前に着地して] 何その、くすぐったい言い回しは……。[どこか満足げな表情に、所詮は掌の上かと溜息つきたくなるが。 カードを差し出されれば、具現されていた鎖鎌を消し、身を屈めて受け取る。 その重みを感じるより早く、『紡ぎ手』の言葉>>50に応じ、全てのカードが舞い上がり重なって、ひとつのデッキを形作る]