我慢するな、か、昔も散々言われたな。[ アイリの言葉に思い出が蘇って>>46小さく笑う。ディークともコエを交わした事で、普段の調子が戻りつつあった。同時に、こちらを見るアイリの表情の中に、自分と良く似た痛みの色を見る ]やっぱり、お前の忠告通りにするか。リー、少し休むから、護衛を頼む。[ 告げて、皇太子用の天幕へと、アイリを連れて戻った ]