─ 朝・食堂 ─
[穏やかな朝だった。
悪夢は見ず、幼い3人がただ遊ぶだけの夢。
少しずつ成長をしていく姿はまるで走馬灯のようで、
起きる直前では3人が写真を撮っているところだった。
昔3人で飲んだときに、ジムゾンに寂しいのか?と聞いたときにふざけるなと声を荒げていたけど>>2:426、照れ隠しだと男は気づいてたし、多分シモンも気づいてただろう。
そんな寂しがり屋のジムゾンのために、わざわざ街にいる写真屋を呼んで(勿論、この理由をジムゾンには言っていない)、撮ってもらった場面で、夢は終わった。]
…………なんてことも、あったな。
[寝ている間、ずっと握り締めたままだった写真を数秒眺めて、ポケットにしまった。]