[息子の答えは、彼に期待したものと正反対に近い>>28一瞬理解が及ばず、男に据えていた視線が、そちらに流れ] ………、馬鹿は貴方よ。 何か勘違いしてるんじゃない? 私と貴方は別物でしょう。[何故こちら側に立とうとするのかと、歯噛みしながら声を振り絞る>>30人間の生には戻れずとも、今だけでも向こう側に立ち、血親を討てば良いものを。彼に掛けた呪は、己が解呪を施すか、灰と化せば自然と解ける――架すと同時に、そう言い渡してあるのに*]