人狼物語−薔薇の下国

332 【絶望村】貴方と私が乗れない方舟


教会の子 コンスタンツェ

―朝・給仕室―

!?

[大きな声>>39に、飛び起きました。
 無きが起きたのかと、周囲を見回しますと……顔を蒼白にしたフランツさんと、目が合いました。]

[謝罪とあいさつの後に、チョコレートを一粒、受け取りました。]

ありがとう……フランツさん。

[チョコレート……それは否応なく、私に1人の人物を思い起こさせるのです。
 牧師様はいつ私のおなかが減っても良いように、小さなポシェットにいつも、チョコレートチップのクッキーを入れておいて下さっていました。]

[口に含むと……懐かしい、味がします。]

ありがとう、フランツさん……ありがとう、ございます……。

[あなたを、殺してしまってもいいとさえ、考えてしまっている、こんな私に。
 ありがとう。優しい優しい、美味しそうなフランツさん。]

(56) 2015/05/07(Thu) 19:51:10

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