「食事を用意しております。 まずは、身体が必要としているものを摂りなさい」[丸二日眠り込んでいたのだから、と言われて碧が瞬く] え……そんなに。 他の、皆は?[小さな部屋には自分以外はいないようだから、そこが気になって問えば、それぞれ休んでいる、と答えが返る。また、自分が寝込んでいる間にも合流した者があったらしい、とも聞かされた後。難しい話はまた後に、と笑顔で告げた里の長は部屋を出て行った。*]