― 水軍旗艦『八幡』・甲板 ―
[返される名乗り>>55は予想通りのもの。
いきなり大物だなとの思考が半分、やっぱりこっち来て当たりだった、という思考が半分。
もっとも、過ったそれは表には出さないが]
こちらこそ、お見知りおきいただければ幸いです。
[返した後、こちらを見やる視線とそこに宿る色にひとつ瞬いて。
続けられた問いに微か、笑みを浮かべた]
はい、ナハティガル王立ラヴェンデル騎竜師養成学校にて、騎竜師学科の講師を勤めております。
[生徒の中には、東方からの留学生も少なくはない。
名を知られているのはその辺りからだろうかな、と辺りをつけつつ、返すのは肯定。*]