― 王都・広場 ―[失礼します、と告げて場を辞すジルを見送って。その後は集合場所の一画でのんびりとしつつ、時折、周囲の様子を見回して]……いやしかし、呑気だよなぁ……。[直接その場にいなくても、王が何をやっているかは大体伝わってくる。故に、そんなぼやきを落としたりしていたのだが]……お?参加者?[ゆる、と視線を流した先。参加申請を担当していた兵から離れる人物>>53に気づいて、ひとつ、瞬いた。*]