― 魔王城最深部 ―[歩み寄る勇者の足音>>49に、再び意識を眼前へ向けた] クク、我に問いを返すか?[こちらの問いへの答えではなかったが、魔王は面白がる素振りを見せるのみで咎めはしなかった。 真摯な眼差しを真正面に受け止めた後、玉座の肘掛けに頬杖をつく]