……さて。きみたちをここに呼んだ理由は、説明せずともよいかな。君たちの手にした絆石、それが全ての印。百に一度の刻廻り、古き柱はその役割を終える時が近づいている。きみたちはその跡を継ぐ者──新たなる『柱』として選ばれた。願わくば、その資質を正しく受け入れ。新たなる『柱』として、共にこの世界を支えてほしい。[静かな口調でここまで綴った後。神子は僅かに目を伏せた]