ー店の外、クレメンスと(>>49.>>50)ー
[俺の言葉が嬉しかったのか、クレメンスは少し喜んでいるように見えた(>>50)。
身を固める、か。
それも悪くはないが、もう少し早いか?
そんなことを考えていると、軽く挨拶をして店の中へと入っていく女性が1人(>>48)。
名前は知らない、言葉を交わしたこともない。
だが、酒場で見かけた時は、いつの間にか彼女を追っていた。
ーーあとで声をかけてみるか。
そして、クレメンスへと視線を戻す]
そうだな、俺がこの街で身体を休めている間に、出来ればあんたの技術を教えてもらいたいが、どうだろう?
泥棒まがいのことをするつもりはないが、罠抜けは覚えておいて損はないと思うからな。
[そう笑いながら、持っていた葉巻の火を消し、吸殻を携帯灰皿へと放り込んだ]