[彼の言葉>>50にも、また違うと思った。
違う、リヒャルトは”王となるウェルシュ”を守ってくれたのだ。
”ただの”ウェルシュを守ってくれたわけじゃない。
違う、ちがう。そうじゃない。
ちがう、違わない。
───────違う。
本当は分かってる。分かっているのだ。
彼は”ただの”ウェルシュだって庇ってくれただろうことは>>3:239
最後に見交わした瞳>>3:270、受け取ったはずの想い。
分かっている。
”死者”を言い訳に使うことが、どれ程無様なことなのかも。卑怯なことなのかも。
今のこんな姿。
彼が見たら、怒るだろうか嘆くだろうか。…悲しむ、だろうか。]