人狼物語−薔薇の下国

477 【R18完RP村】暁天はかく語りき、


【3】宮廷画家 ローレル

 

 何故、南の国に…と思わないでもありません。
 ラメールは北と南を他の国に挟まれた国家。

 北に国を売ることも出来たはず。…それを。


[  態々何故――。
  そう言わずとも伝わっただろうか。

  北の国と南の国、
  双方の相打ちを狙う謀の可能性もあると。  ]


 油断は…されないことです。
 自国が滅ぼされることに
  憂慮を覚えぬ人間などそうそう存在しない。

 軽はずみな取引は何れ貴方の背を刺しますよ。


[  くれぐれもご注意を、と釘を刺す。
  浅はかに侵略を始められては困るのだ、
  南の国には"約束">>24を守ってもらわなければ。

  心中での己の謀は深く深くに仕舞ったまま
  絵描きの娘は一礼をしてその場を去ったのだった。*  ]

(55) 2017/04/27(Thu) 20:52:45

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