[ラヴィの言う「狼だったら〜」は、アイリの言う行けるところまで行っちゃう狼だとしても村と言えるだろうか。彼女は考えを聞かせてほしかった。スノウのようなタイプが村で、そんなにぽろぽろ気になる発言が出てくるものなのか、と彼女は思う。
ああ、確かに自分は頑ななのかもしれない。また間違っていたら恥ずかしいなと彼女は息を吐いたが、彼女のその手が掴んでいるのが狼の尻尾ならば、離したくなかったのだ。
ラートリーは>>3:57でフィオンを狼第二候補にしているが、「この子狼じゃない」とまで言っているのは、レト狼ほぼ決め打ちなのだろうかと彼女は考えた。好意があるゆえに、逆に評価を厳しくしているのだろうか。
未来予想図がないから白いと言っていたラートリー自身に、それがなさそうなのはどう見ていいものか、と彼女は考えを巡らせた。レトが違った時の予想図を知りたい、そう思った。