― 上空 ―
[風が帯びた気を静める力は、どこか精霊術教官の術を思わせるものだった>>51。
家名からしても繋がりがあるのだろう、とは思うが、それ以上を推測することはなく]
はい、そう思うことにします。
[何かが歪んだ結果の出会い。
それが自分の中に何をもたらすかはわからないが、今は素直に受け止めることにする。
そこに投げ掛けられたのは、現状確認の問い>>52]
ええと、この場所に呼びこまれたこと――の解決手段ってことですよね?
あの白い欠片が多分糸口になると言われて、回収しているところです。
説明してくれたのは、翡翠ヶ淵の、金髪の男の人……?
[そういえば名前を聞きそびれていたな、と思いつつ、これで伝わるだろうかと相手を見る*]