……君が私を騙す利点はあるかい?なるほど、伝承に在る魔精霊なら、これまでの会話も合点がいく。[付喪神に対する態度も然り。人ではなく、アヤカシともまた違った態度であったのはそのためか、と私は一人納得する。正体を告げた後に再び一変した表情>>50と共に投げられた問いには、信じることを示唆する言葉を紡ぎ、私は笑った**]