― ハールト西 ―[一通りの情報共有を済ませると、>>51状況把握の補正の正確さには口を挟む余地はない。第二王子と共にいた指揮官に対する人物評、冷徹にして優秀も同意するところだ。ただし、これが、魔軍の将であれば。>>52 意見を促されれば、少しの間の後。] 疑わしきは殺せ。という戦法は我らにはなじみ深いものだ。 友軍であろうと敵に利用されるような者なら切り捨てるのは当然だ、が。[前置きで一度ひと呼吸置く。]