[毛のないわんこは、すっ飛んで、清廉な容姿の青年にぶつかったよう。>>45] どうしようどうしよう……![慣れない四肢を懸命につかって飛び込んで、横に倒れた青年の上に乗っかる。なんとなく顔色が青白いような、熱がないような気がして、] ぬし、生きとるか?生きとるか?[と、顔をぺろぺろっと舐めた。] つ、冷たっ![舌がひりっとして、思わず顔をふるふると振る。]