―0日目・PM7:30・バルコニー―乾杯。[ガチンッとジョッキ同士をぶつけては、昔見た飲み方を真似ようと一気に体内へ流し込んだ。これが正しい飲み方なのだろう、そう疑わずすぐにジョッキを空にしてみせた。みせたのだが…]………美味しくないですね。[味は分からないのは変わらないが、鼻に抜ける風味と独特な何かが不快に感じた。うん、きっとこれが美味くないと言うやつです。笑顔を崩さないように意識していたが、きっと今の私は可笑しな顔をしてるであろう…そんな気がしていた。]