…そうですね。 協力してくれそうな"お友達"は、いますけれど。 上手く合流できるように――[言いながら、花瓶の花に触れた、その刹那] ――――…、えっ!?[ゆらりと空間が、歪む気配。罠か魔法か、即座に判別はつかないが。珍しく、一瞬浮かんだ焦りの表情。此れは不味いと思い反射的に帽子のつばを押さえた、次の瞬間には、男の姿は部屋から綺麗に消え去っていた*]