― サロン ―
[ジークムントの応え>>43を聞けば、暫しその瞳を見据えて]
そう仰るのでしたら…、
お言葉に、甘えてしまおうかしら。
[城主達に、客に過ぎない自分へ気を割いて欲しくはない。
そう結論を出して、頷き掛けた折。
城主を呼ばう急いた声>>45が響き渡り、一瞬の間が生じる]
……、西の塔なら、存じていますの。
護衛は一人あれば、十分でしょう。
[来客よりもこちらに殺気を向ける息子を視線で示し、もう一度だけ彼の意を確かめる。それでも同じ答えが返ってくるのであれば、その志を無駄にはしないが**]