―広場―[慌てて店へと足を進めれば、ちょうどカタリナが広場に到着した頃で、] リナ、重いのにすまない… ……あ。[一緒に歩いているのは…シスター・フリーデルか?自分でも、表情が強張っていくのを感じる。――彼女は少し苦手だ。別に悪い人というわけでもないのだけど。教会で働く姿は、楚々として好感さえ持てる。ただ…村の外からやって来たこの女性は、どこか村人達にはない雰囲気を纏っていて。それが何故なのかがわからなくて、余計に落ち着かない。]