人狼物語−薔薇の下国

479 月夜に吼える獣の宴


韋駝天 ヤコブ

 ― スラム街 ―

[行き交う人の賑わいは、徐々に遠ざかっていく。
 街の光景は薄汚れたものとなり、物陰で息を潜める日陰者たちの気配が色濃くなる]

 そろそろ、いいんでねぇの?

[振り向かぬままに、意識だけを後方へ向けて呼び掛ける]

 用があるなら出て来るんだね。

[その声に応じるように、宗教的なモチーフを身に付けた兵士が姿を現す]

(55) 2017/04/27(Thu) 22:26:51

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