☆政府さんの質問
では簡単に。NOで。
「人工知能に愛は宿るか?」を考えるとき、或いは「愛」の定義から始めないといけないのかもしれませんね。
愛とは何か?について、私が答えられるだけのものはないようです。
けれど、変化しうる相手に対し、こちら側も変化し、合わせてあげられるというのは愛の一つの形ではないでしょうか。
その意味では、自動で変化し得ない人工知能に愛はないのだと。そのためNOと答えます。
そのつど、環境にあわせ、相対する人に合わせ、新しくプログラムを更新したなら、人工知能も変化し続けることができる、という風にも思えるでしょう。けれど、それは、人工知能を変化させている人間の「愛」といえるのではないでしょうか。
例え、人工知能が人工知能をアップグレードするような高みに近づいたとしても、その元を作ったのは人間の愛です。
人工知能の行いから人間があるいは感じてしまう愛を否定するつもりはありません。
けれど、大本は人間に有しているのだと述べたいと思うのです。
それがあるいは人間から人工知能への付与や委託という形で「宿る」と定義するなら、yesになるのかもしれませんが。