― 医務室→ ―
[ セルウィンの居場所を探しに行くといえば、
彼女がついて行くと言うので、>>50
幾らか不安定な彼女の細腕を掴もうとして、
掴めたならば、そのまま支えになれるように
腕を組んでしまおうかと試みるけれど。さて。 ]
ああ…おじさんの、ね
そういえば同じくらい老けていたっけなあ
君よりもおじさんか、彼をよく知っているのは
[ 彼女を支えることが叶っても叶わなくても、
客室は医務室の先にある。
ヴィクトリアから聞いたセルウィンの場所>>4:276
そこまで歩いていく程度なら傷の痛みがあっても、
鎮痛剤の効果は暫く持つだろうと、思われた。 ]
マーティンが死んでしまったと知ったら、
あのおじさん、痛く悲しむんだろうなあ
僕が死んだってきっと涙なんか流さないのにさ
――――泣いちゃったりしてね。
[ 歩きながら、"おじさん"の話を持ち出して。
そういえば彼は今どこに居るんだろうかと
……一瞬、過ぎったけれど。
話の流れでその意識は直ぐに何処かへ行ってしまった。 ]