―一階廊下―[ホールから廊下への途中、食堂や応接間の中を覗いてみたが、誰もおらず。厨房と居間からも、物音は無い。そうしているうち、魔ッスルが見えたなら>>53また、右手を緩く振ろうか。窓から外を見てみても、やはり人っ子一人いやしない。ならばと、書斎の扉へと手を掛けて。ぎ、と、 やけに重々しい音と共に、扉を開いた。]