そーだ。困る、すげー困るんだ[だから、生きろよ。俺を困らせんな――お前がいなきゃ、困るんだから嬉しそうな顔で。満足そうな顔で頭をわっしわっしされている奴の顔がまるで幼い頃の顔の、様で。思わず此方も笑みが零れると、いったものだ](俺は知らない。君の正体を もしこの時――知っていたら、何か変わったのか そう、思う日が来るかもしれない だが今は。今は俺はただ、唯 この頑張りすぎる幼馴染に対して ――願うことは1つだけ、であった)