ほう、アンティークコーナーとは盲点だったな。
封蝋も今の人間からすれば
骨董のように古いものという考えなのだな……。
[かつては熱した蝋を垂らして蝋印を押し、
封をするのが長らく主流だっただけに
封蝋が廃れゆく気配には僅かばかり寂しさを覚えていた。
勿論今の郵便の利便も
切手の美しさも好きではあるのだが。]
良いのか?
[他にも蝋があるのかと気になっていたちょうどその時、
うってつけのような誘いには一も二もなく頷いた。>>45
他の品揃えはどんなものがあるのだろうか、
これが実質デートなのは我も互いに気付けてない!]