―2階/階段前― ……無理もねぇ。[自分を拒絶するオクタヴィアに残念そうに眉尻をさげるも>>50、>>51……ふーっと、一つ息を吐いて] 俺の手の中に今、銀線があったらな。 ……今は、種も仕掛けもなくてな。[少年の頃、手のひらの上で薔薇の花を咲かせた時のように。あの時彼女が笑ってくれたかどうかは記憶の霞の向こう側] 俺を信じろとはいわねー。 けど、少なくとも俺はお前に牙を向けねーよ。 逆にな……[それから、もう一度深く息を吐くと]