[資質があるなら騎竜師にはなるのが当然のことで好きも嫌いもない、と思っていたのは少女と出会って大きく変わった。特に彼女の名前の由来を聞いてからは、自分もより高みを目指したい、という意識が高まって。切磋琢磨する内に、入学しても座学では特に苦労しなくなるまでになれたのだ]