― 川 ―[近づいてきた者たち、その一方には見覚えがあった。>>47] あんた、確か……フェアティガーの。[他の師団にとっては脅威だが、自身の所属する師団にとっては幾度か作戦を共にした傭兵団。そしてその中でも抜きん出た戦果を挙げていた男だったはず] ああ……シュラハト軍第5師団に所属してる。 てか、傭兵団屈指の精鋭さんと、こんな所で会うとはねぇ……。[こいつは難敵だな、と思いつつ、返す口調は軽いもの]