と思うところはあるんだが──残念ながら今の俺にアンタをどうこうする力は無い。ここでアンタに望むものも無い、が。下に在る銀の揺り籠は荒らさせてもらう。決められた秩序に波紋を広げる。それが俺の役目の一つだ。[『あの方』を楽しませるために]