人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


聖光の ユーリエ

[ 斬ると予告はされていた。
 だから、ソマリの切っ先が魔物を通り越え、こちらへ向いていても動揺しなかった。
 右手はロザリオに。左腕を救いを求めるかのように差し出しだ。
 ……与えられるのは、救いではなく、浅い傷だけれども。 ]

 ……、っ、

[ 一瞬冷たくなったあと、熱くなった。
 祝福された剣は鋭く、痛みを感じるより先に、離れていった。 ]

 ……。

[ 救世主≪メシア≫>>41の名に相応しい者は他に居る。
 ユーリエは聖女で、しかもまだ候補だ。
 訂正しなくてはと思うが、しかし、今はそれが出来る状況ではないだろう。 ]

(54) 2014/02/20(Thu) 00:38:18

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