とりあえず、捕まえたものは学園祭本部に一時預かってもらいつつ、一先ず校内に結界を張ります。
外に影響出すわけにはいきませんし。
外部には、余興の一環という事にしてもらっておいて、お菓子と魔法生物を回収しつつ、シエルを探そうかと。
……細かい事務的なあれこれはノトカーに任せますから、教官は現場で生徒たちのフォローをお願いします。
こういう時、経験豊富な方がいてくれると、心強いので。
[生徒たちよりは落ち着けるとは思うが、自身や相棒もまだまだ未熟な部分があるのは否めない。
だからこそ、こんな時は外の世界も知る彼のような存在がありがたい、というのは本音だった。*]