人狼物語−薔薇の下国

403 軍人の絆


陸軍諜報部候補生 セルウィン

[ペンダントの中身は知る由もない。
いくら見つめたとて中身を知ることが出来るはずもなく。
ほんの僅か、彼の言葉が途切れたことが気になった。>>53


 "他の"……?


強調されたその言葉と向けられた笑みに戸惑い、揺らぐ。

ただ、機密に関する話は確かに同意できる部分であり、
情はないと言い切られたのならば、任務の一貫なのだろうと懐に収めることにした。
…今は、の話だが。

閉じられた扉からソマリへと視線を移す。
その眼差しはいつになく、真剣なもの。]


 ……開始して五分。
 本当にいいんですね?


[身じろぐ前に、確認を一つ。
彼が頷きを返したなら、静かに動き出す。

目指すは、鍵が掛けられなかった扉へ――。]

(54) 2016/01/22(Fri) 23:28:39

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby