人狼物語−薔薇の下国

357 Cross×World


聖神神官長 ルートヴィヒ

― 精霊節の日・祭壇の間 ―

[精霊節──それは、世界に恵み齎す数多の精霊の力が最も高まる時。
それは転じて、『世界樹』に集う力が最も高まる時でもある。
その特性故に、よからぬものを引き寄せる事も多々あり、それらを退け、或いは鎮めるために各所で祭りが行われるのが常の事。
そして、聖神神殿ではこの時節に、『祈りの儀』と呼ばれる儀式が執り行われるのが常……なのだが。

今回は、神官長の独断でその儀式は先送りとされていた。
そんな、異例の事態の起きている神殿の祭壇の間。
そこに、召喚された者と招集された者、それぞれが集められた]

……さて、それでは。
改めて、あなた方をここに集めた理由を説明しましょうか。

[一人一人の顔を見回し、静かに告げる。
表情はいつになく、真摯なもの]

(54) 2015/07/17(Fri) 09:22:29

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