人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


騎士 シェットラント

[キアラという名のその娘と、
ベリアンがどれ程親しかったのかを、自分は知らない。

ベリアンは、折に触れて挑発をくれる男として認識していた。
彼の成績にそれ程の注意を払ったことはない。
…というより、他人の成績に興味を持つことはなかった。

だから彼に対しても特に興味はなかったし、
向けられる挑発も、いつも碌に相手をしていなかった。
それだけの間柄で、だからこそ憎しみも何もなかったのだ。
あの忌まわしい出来事が起こるまでは]

(54) 2014/03/29(Sat) 03:42:57

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