― 水軍旗艦『八幡』・甲板 ―[甲板へと出た時のこと。周囲がざわついたのは致し方のないことだろう。何せ次期女王がそこにいたのだ、目を引かぬはずもない。直ぐに静まり返ったのは、粗相をすまいという心理か]私に構わず普段通りにしてくれ。黙ったままでは作業にならんだろう。[一礼を取る姿>>49にも目を向け、周囲へと声をかける。最初は戸惑いも見えようが、動き出す者もちらほら出てくることだろう。アデルが甲板の一画へと歩み出せば、その視界から外れた者から作業へと戻っていく]