― 龍峡の村 ―[対する少年の心中>>49は知る由ないものの、何となく雰囲気が和らいだような気がして自然、笑みが浮かぶ] そっか、じゃあまた後で、だね。[申し出は断られた>>50ものの、強いて誘うことはせず、一人で歩いてみたい、という彼にこう告げて。すぐには動かず見送るように佇んでいたら、数歩進んだところで少年が振り返った]