なんだ、照れずとも良かろうに。[蜜飴は手渡ししろという強硬な主張に、花神はくすくすと笑いながら、それでも要求通りに、ハルトの掌に蓮花で包んだ蜜飴を置いた。一人で口にするには、少々多すぎる数だ]後でリリにも分けると良い。氷華のも、欲しがるかもしれぬがな。[どこか愉しげに氷華主従に視線を向けてから]…土産にも、なるであろ。[少し声を落として、そう付け加えた]