[そして傭兵隊は、整然と隊列を組み去っていく。それはあたかも、手をだすならば相応の出血を強いてやるという静謐な意志 ジークムント、並びに、ともにたたかった少年兵は信じているが、他のものまで信じてはいない。確かにこの戦いは負けた。だが自分たちはまけていない。嘗めるな。とでもいうように油断なく傭兵たちは森へと退却をしていった*]