人狼物語−薔薇の下国

178 薄暮の海―CLASSIFIED MISSION―


技術少佐 ローレル

[途中、幾度かの分かれ道を経由する。カークがどちらに行ったのかは分からないし、足音なども聞こえない。だから彼の元に行けるかはもはや運次第のようなものだ。

それでも、走る。もうずっと走りっぱなしで体力は尽きかけている。けれどそんなことは意にも介さず。
心にあるのはただ一つ、「カークには生きていてほしい」という気持ち。

これ以上、大切な友人の死ぬところなど見たくない──]

(53) 2014/04/30(Wed) 00:12:13

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