[笑顔向けて来る相手に、眉をひそめた。>>44生きててよかった、との言葉には、胸元に視線落とし、再び上げる。] …私は一度、冥府を歩み、戻ってきました。 私の身体は既に人間の枠を超え、 新たに生まれ変わる世界へ飛翔する準備は整っています。 ……その歩みの中、 あなたが、私を求める声は 私を生に引き戻す力の一片になっていた、と思います。 ですから、ひとこと、お礼は言いたかった。[視線を下げ、小さく目礼する。*]